
任意整理で月々の返済額を圧縮した事例
年代: 30代
性別: 男性
職業: 会社員
相談の背景
Aさんは20代後半から生活費の補填と交際費のために消費者金融を利用し始め、気づけば5社からの借入総額が約230万円に膨らんでいました。各社の金利は年15〜18%で、毎月の最低返済額は合計7万3,000円。手取り月収が約25万円のうち返済だけで7万円以上を取られ、家賃・食費・光熱費を払うと手元に残るのは数万円のみという状況が3年以上続いていました。ボーナスが出るたびに繰り上げ返済を試みましたが、普段の生活で別の業者から借り増しをしてしまい、残高は一向に減りませんでした。
問題点・争点
主な課題は2点ありました。第一に、高金利のため毎月の返済の大半が利息に充当されており、元金がほとんど減らない状態でした。第二に、各社の最低返済額が合計で月収の約30%を占めており、生活費を確保するためにリボルビング枠を再利用するという悪循環が続いていました。会社に知られることへの不安から自己破産は希望されなかったため、任意整理による将来利息のカットと返済計画の見直しが最善の選択肢でした。
弁護士の対応
当事務所が受任通知を送付した時点で5社からの取立て・請求が停止しました。次に各社から取引履歴を取得し、利息制限法に基づく引直し計算を実施。うち1社については計算の結果、わずかに過払い金が発生していたため、その分を元本に充当することができました。残りの4社については引直し後の残高を確定させ、将来利息ゼロ・60回分割(5年)での和解交渉を実施。全社が概ね条件どおりの和解に応じました。月々の返済総額は7万3,000円から3万2,000円へと圧縮され、家計の余裕が生まれました。
結果
任意整理の和解成立から5年間の返済計画を確定。月々3万2,000円の返済で5年後に完済できる見通しとなりました。受任から和解成立まで約4か月でした。会社への通知は一切なく、職場には知られないまま問題を解決できました。
弁護士コメント
複数社への借入が膨らんでいる場合でも、任意整理で利息をカットするだけで月々の負担が大幅に軽減されるケースは多くあります。「まだ何とかなる」と我慢しているうちに状況が悪化しやすいため、返済が苦しいと感じた時点でご相談ください。
※ご本人様のご了承を得たうえで掲載させていただいております。
※事案により結果は異なります。あくまで参考例としてご覧ください。
※特定を避けるため、一部内容を編集しております。
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